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[ニュース]2015.5.28

ネパールに義援金

大橋協会長より義援金が渡された
 先月25日に発生した大地震で死者9000人、負傷者22000人を超える犠牲者を出したネパールに対し、日本プロボクシング協会(JPBA)の大橋秀行協会長は28日、在日本ネパール大使館を通じて100万円の義援金を送った。
温かな気持ちに感謝と大使
 東京・目黒区のネパール大使館を訪れた大橋協会長は、マダン・クマール・バッタライ大使に謁見し、「3年前、日本が最悪の時には多くの国に助けて頂いた。お互い様の精神で今回は日本がネパールを助ける番です」と哀悼を述べるとともに、「今後も(ボクシング界からの援助を機に)様々なスポーツ界にも協力を呼びかけたい」と表明。バッタライ大使も「日本の公的・民間の支援は迅速で的確でした」と感謝を示した。
今後もボクシングを通じて友好を深める
 伝統文化、宗教面で多くの類似性を共有する日本とネパールだが、意外にもボクシングでの接点もあり、大橋協会長が所属していたヨネクラジムにネパール出身のボクサー、プラカシル・クルーン選手(戦績不明 B級選手として20年前に活躍)が同時期に在籍していたことが判明。大使も名前だけは知っていたようで「今度は大橋さんがネパールに来てください」と話すと、大橋会長も普段はあまりボクシングを見ないという大使に都内で行われる世界戦への招待を約束した。