ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2010.5.15

バレロ事件に疑問

 先月19日、妻を殺害後に逮捕、独房で首を吊って自殺したとされる元世界2階級制覇王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)に関し、遺族から「妻の殺害や自殺に疑問が残る」として当局に再捜査の要請が出されている。遺族は、妻を刺殺したとされる凶器のナイフが発見されていないこと、事件当時にバレロが所持していたと思われる数百万円がなくなっていること、ズボンでは考えにくい線状の痕が首に残っていたことなど、数々の疑問があるとしている。
 これを受け当局は真相を解明すべく5月13日にバレロの遺体を掘り起こした。解明には8日から12日ほどかかると見られている。