[公開練習]2015.4.23
村田、圧力とハートを前面に
村田の公開練習
5月1日(金)、大田区総合体育館でWBO世界ミドル級15位、WBOラテン同級王座を持つダグラス・ダミアオ・アタイジ(24=ブラジル)とプロ7戦目を戦うWBC世界同級7位の村田諒太(29=帝拳)が、都内の所属ジムで練習を公開した。
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初の世界ランカー戦に村田は「コンディションは万全。強い相手と戦うことで新たに発見できることがある」と語り、体調の良さとともに心の落ち着きを強調した。また、今朝来日したアタイジと都内のホテルで鉢合わせしたらしく、「聞いていたよりも身長差がなく、やりづらそうでもなかった」と時折笑顔を見せ印象を話した。
田中トレーナーとのミット打ち
これまでアタイジの2試合分の映像を見た上で、「テクニックはある。カウンターと間合いを外して打ってくる左フックには注意したい」と警戒。展開のイメージとしては「前に出て上下の打ち分けで相手のスタミナを削ぎたい。中盤から終盤にかけて倒せれば」とし、「まずは勝つこと、その上で持ち前の圧力とハートを前面に出したい」と意気込んだ。
一気に詰める村田
今回は海外の長身選手をスパーリングパートナーとして招き、田中繊大トレーナー曰く「量より質を重視した」という。公開したスパーでも、スピードと手数のあるパートナーに対し、プレッシャーをかけては左ボディ、右ストレートを好打させていた。
みっちり汗を流した
「村田が世界をやったら面白そう。そう言ってもらえるような試合を見せたい」と最後に話した村田。本格的に世界への一歩を踏み出せるか否かは、この一戦にかかっている。
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