[当日計量]2015.4.22
IBFは当日計量
当日計量
大阪府立体育会館で開催されるIBF世界ミニマム級タイトルマッチに臨む王者の高山勝成(31=仲里)と挑戦者のファーラン・サックリンJr.(21=タイ)が22日、大阪市内のホテルに揃ってIBFの規定で定められている当日計量に姿を見せた。IBFはリミット(47.6kg)から10ポンド(約4.52kg)の増量まで認めている。
たくさん食べた
王者の高山は前日計量47.4kg(200gアンダー)から52.0kgと4.6kg増量し当日計量をパス。「メンテナンスはバッチリです。昨日はうなぎを食べてサムゲタンを食べました。僕のことを優しいと言っていたけど、リングに上がったら別ですからね。早く試合がしたいです」と元気な様子で試合に備えた。
計量をパス
対して、挑戦者のファーランは47.3kg(300gアンダー)から51.1kgと3.8kgの増量で計量をパス。「昨日は牛丼を食べた。体調は良い。早く試合がしたいです。今日は僕の日。タイにベルトを持ち帰ります」と笑顔でまた牛丼を食べに会場をあとにした。
左:アムナット・ルエンロエン
ファーラン陣営には、昨年、井岡一翔に初の黒星をつけたIBF世界フライ級王者のアムナット・ルエンロエン(36=タイ)も駆けつけ「ファーランには試合中、外からアドバイスをするつもりだ。井岡の試合も応援したいと思う」と語った。井岡との再戦を聞かれたアムナットは「井岡がベルトをとればいつでもやる。日本でも試合がしたいからね」と余裕のコメントを残した。