ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2015.4.21

豪華なアンダーカード

石田の計量に江藤の鋭い視線が
 大阪府立体育会館で開催されるダブル世界戦のアンダーカードの前日計量も21日、ホテルグラスミアで行われた。チャンピオンカーニバルの日本スーパーフライ級タイトルマッチに臨む王者の石田匠(23=井岡)と挑戦者の同級1位江藤大喜(27=白井具志堅)。元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(26=井岡)がフライ級でナムポン・シットサイトーン(タイ)と世界前哨戦。そして東洋太平洋女子ライトフライ級王者の竹中佳(29=高砂)がノンタイトルでカニタ・サックナロン(タイ)とこちらも世界前哨戦を戦う。
明日は倒すと江藤大喜
 計量を52.0kgの100gアンダーで無事にパスした石田は「何が何でも勝ちます。相手も3回目の挑戦になるし気合も入っているでしょうけど。こちらは1R目から出端をくじくつもりです」と初防衛に気合を入れた。一方、挑戦者の江藤は52.1kgで計量をパスすると「頑張ります。倒します。練習してきたことを出せば結果はついてくると思います」と意気込んだ。
宮崎亮
 初のフライ級での計量を300gアンダーの50.5kgでパスした宮崎は「明日試合になれば体調も戻ると思うので実力を出せるように頑張ります」と減量に苦労した様子で話した。一方、対戦相手のナムポンは50kg(800gアンダー)でパスし「相手は世界ランカーだし、勝っても負けても良い試合をするだけです」と初の世界ランカーとの対戦に笑顔で答えた。
左:カニタ 右:竹中
 東洋太平洋女子ライトフライ級王者の竹中は50kg契約でノンタイトルを戦う。計量をリミットでパスした竹中は「今回はノンタイトルだからかあんまり緊張もなく来ています。そのことが逆に不安でもありますけど。対戦相手の顔も怖いですが、しっかり勝ちます」と笑顔で答えた。対して対戦相手のカニタは49.6kg(400gアンダー)で計量をパスすると「体調は問題ない。明日はしっかり勝つだけ」と言葉少なに会見場をあとにした。
しっかり勝つと竹中