ボクシングモバイルニュース
[試合後会見]2015.3.30

丸木、2度目の挑戦は…

丸木凌介、2度目の挑戦
 29日、愛知県・刈谷市あいおいホールで日本スーパーウェルター級10位の丸木凌介(24=天熊丸木)が、WBCユース世界スーパーウェルター級王座に挑戦した。
ピンチを脱し見事KO!
 王者は昨年7月にも丸木のアタックを僅差判定で阻止したペットスリヤー・シンワンチャー(22=タイ)。リベンジ戦ともなった今回、丸木は雪辱をはたすべく開始から勢いよく仕掛けたが、打ち終わりを狙うペットスリヤーにリズムが作れないまま反撃され、6回の連打であわやストップかダウンのピンチに陥った。だが、ここを乗り切った丸木は、7回に入るとワンツー、ボディで息を吹き返し、続く8回に連打からのボディで王者をノックアウト!カウント10を聞かせ、リベンジとともに見事ユース王座を奪取した。丸木はこれで戦績を13戦9勝(7KO)3敗1分とし、敗れたペットスリヤーは23戦13勝(7KO)10敗となった。
父・丸木孝雄会長と
 父・丸木孝雄会長、兄で日本スーパーライト級11位の和也(27)とリング上で喜びを全開にした丸木。試合後は「何度か心が折れそうになったが、声援に支えられました。(王者の中盤の反撃は)前回の負けがあったからこそ耐えられたと思います」と安堵の表情を見せた。また、今後について聞くと「ひとつベルトを獲りましたが、こうなると色んなベルトが欲しくなる」と更なる目標を掲げ、「今日は自分の誕生日でもあり最高です!」と声を弾ませ、誇らしげにバースディプレゼントを巻いた。