[ニュース]2015.3.26
柴田vs秋山は延期へ
柴田の右がめりこむ
指名挑戦者の秋山泰幸(35=ヨネクラ)の怪我により防衛戦がノンタイトル戦へと変更になった、日本&東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(33=ワタナベ)が、窮境抜擢されたインドネシア・スーパーウェルター級暫定王者のマイケル・スピード・シガーラキ(インドネシア)と26日の後楽園ホールで拳を交えた。
石原トレーナーと
試合は、柴田が左を軸に攻め続け、5度のダウンを奪って圧勝。柴田は試合後「(34戦目にして)初の外国人選手との対戦とあって緊張していたが、試合前にリング上で挨拶に立ったツヨカワ田口(強くて可愛い田口良一=ワタナベ ※WBA世界ライトフライ級王者)のコメントを聞きリラックスできた」と笑い、タイトル戦が中止になったにも関わらず、誰一人としてチケットの払い戻し要求がなかったことに「支えられてボクシングができていると改めて実感した」と感謝した。
いい顔してるぜ柴田明雄
渡辺均会長は、秋山の怪我が治り次第、タイトル戦を仕切り直す予定で、柴田も「今日は使う場面がなかったが、フットワークを見つめ直して練習をしてきたので、その中で倒せる形を見出したい。しっかり精進していきます」と闘志を燃やした。