[前日計量]2015.3.25
大平vs岨野、明日激突!
大平と岨野、ともに一発クリア
明日26日、後楽園ホールで開催される日本ミニマム級タイトルマッチ、王者・大平剛(30=花形)対日本同級1位・岨野 豊(32=T&T)の前日計量が都内で行われた。かつてスパーリングで手を合わせたという両者は、200gアンダーの47.4kgでともにクリアし、明日の一戦に向け意気込みを語った。
大平は今回がV3&再起戦
昨年1月の決定戦で日本タイトルを獲得したサウスポーの大平は2度の防衛後、大晦日に元3団体制覇王者、高山勝成(31=仲里)とのIBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦に挑んだが、7回TKO負けで夢叶わず。今回が3度目の防衛戦と同時に再起戦となった。世界戦敗退後、モチベーションのコントロールに苦労したという大平だが、「今は相手が誰であろうと自分のボクシングをするだけ。先のことは考えず明日の試合に集中しています」と決意を語った。
A級昇格後、3連勝でチャンスを掴んだ岨野
一方、08年にデビューし今回が初のタイトル挑戦となる岨野は、「タイトルがどうのより、いつか試合をしようと誓いあった大平選手と戦えることが嬉しい」と念願の対決を喜び、その上でT&Tジム初のタイトル獲得に向け「明日はチームの強さを見せたい。強いチャンピオンに思い切りぶつかり、KOでベルトを奪いたい」と意気込んだ。
また、ジムの地元・厚木市が街ぐるみで盛り上げてくれたことに感謝し、「この試合に勝てば僕にも世界戦のチャンスが訪れるはず。厚木を盛り上げ、厚木から世界へ羽ばたきたい」と胸を膨らませた。
また、ジムの地元・厚木市が街ぐるみで盛り上げてくれたことに感謝し、「この試合に勝てば僕にも世界戦のチャンスが訪れるはず。厚木を盛り上げ、厚木から世界へ羽ばたきたい」と胸を膨らませた。