ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2015.3.25

注目の無敗対決!

長嶺と拳
 明日26日、後楽園ホールで開催される注目の無敗対決、長嶺克則(22=マナベ)と日本ミニマム級4位の拳四朗(22=BMB)の前日計量が都内で行われた。東西のホープ対決にコアなボクシングファンの間では試合前から予想が真っ二つに割れるほど盛り上がりを見せている試合。初黒星をつけるのはどちらかになるのか。
10戦10勝(6KO)の長嶺
 去年12月に網膜剥離から復活して勝利し、これが2戦目になる長嶺は、フライ級リミットを100gアンダーの50.7kgでパスした。「いつも通り順調です。ただ、リミットピッタリに合わせてきたので100gアンダーだったのは少し意外でした」とおどけてみせた。拳については「手合せしてみないとわからないが、最初はペースを見ながらジワジワ攻めて徐々に痛めつけたい。ボクシングモバイルの勝者予想投票も100名以上あったので注目されているということで嬉しいです。しっかりと勝ってランクに復帰したい」と力強く勝利宣言した。
2戦2勝(1KO)の拳
 一方、これがプロ転向3戦目にして京都から初の東京でのリングに乗り込む拳は、リミットを300gを下回る50.5kgでパスした。「普段はライトフライ級で試合しているので、減量はいつもより順調にいきました」と笑顔で語り、アウエーでの試合でもまったく緊張する素振りはみせなかった。試合全体を通して、いなしていけたらと多くは語らなかったが静かに闘志を燃やしていた。「相手の長嶺選手は強敵だが勝って東京のファンにも知ってほしい」と最後は抱負を語った。
がっちりと握手
 アマエリートの拳とプロ叩き上げの長嶺。両者が歩んできたボクシングキャリアはまったく違うが、応援も含めて熱戦が期待される一戦だ。タイトルマッチに負けることのない名勝負になる予感がしてならない。