[海外ニュース]2015.3.18
岩佐 IBF暫定決定戦へ
岩佐、いよいよ世界か
このほどIBFは同団体のバンタム級に暫定王座を設けることを決め、最上位者である3位の岩佐亮佑(25=セレス)と4位のリー・ハスキンス(31=英)で決定戦を行うよう指令を出した。
リー・ハスキンス
IBFのバンタム級王座はランディ・カバジェロ(米)が昨年10月に獲得したが、今年2月末に予定されていたアルベルト・ゲバラ(メキシコ)との初防衛戦を足の故障を理由にキャンセル。その後、カバジェロは踵の腫瘍を除去する手術を受けたと報じられている。カバジェロの戦線復帰には時間がかかる見込みで、事情を考慮したIBFは暫定王座設置という善後策を採ったといえる。IBFは岩佐、ハスキンス両陣営に対し30日間の交渉期限内にビジネスをまとめるよう通達を出したが、不調に終わった場合は興行権入札が行われることになる。岩佐は20戦19勝(12KO)1敗。ハスキンスは12年12月にシュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)に8回TKO負けを喫しているが、その後は5連勝(2KO)と復調。2月にはEBU欧州王座を獲得している。34戦31勝(13KO)3敗。実現すればサウスポー同士のカードとなる。
18日の取材でセレス小林会長は「まだはっきと決まってはいないが、イギリスでの開催が濃厚」とコメントしている。