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[ニュース]2009.2.19

佐藤幸治、WBA世界挑戦!!

 東洋太平洋ミドル級王者・WBA世界同級14位・佐藤幸治(帝拳)のWBA世界ミドル級王座挑戦が決定した!!佐藤は4月25日、ドイツ(クレーフェルト)で、WBA世界ミドル級王者フェリックス・シュトルム(独)に挑む事を18日、現地ドイツのプロモーターが発表した。
 佐藤がWBA王座ミドル級王座を獲得したなら、日本人として元WBA世界同級王者・竹原慎二氏以来2人目のミドル級世界王者となる。  WBA世界ミドル級王者シュトルムは2007年4月、当時のWBA世界ミドル級王者ハビエル・カスティリェホ(スペイン)に挑みWBA世界ミドル級王座を奪取した。シュトルムは2004年6月、WBO世界ミドル級王者2度目の防衛戦でオスカー・デラホーヤ(米)の挑戦を受け、激戦を展開するも僅差判定で敗れたが、この一戦でシュトルムは世界に大きく注目される選手となった。デラホーヤはこの勝利で6階級制覇の偉業を達成した。  シュトルム・佐藤は、互いにアマチュアボクシングをバックボーンに持つ実力者同士の対戦である。シュトルムはアマ時代、2000年のシドニーオリンピックに出場。3回戦まで進むが、ジャーメイン・テーラー(米)と対戦し3回戦敗退となった。  アジア無敗を誇る佐藤にとってはアウェーでの世界挑戦となるが、日本人には滅多に回って来ないビックチャンスである。アジアを席捲する佐藤の剛拳に期待がかかる。 フェリックス・シュトルム(独) 34戦31勝(13KO)2敗1分 佐藤幸治(帝拳) 14戦14勝(13KO)