[ニュース]2009.2.16
OPBF女子ランキング開始!!
今年から東京に本部が移管されたOPBF東洋太平洋ボクシング連盟。新たにOPBF女子ランキングが設置され、13日、全8階級のランキングが発表された。
日本人女子選手は8階級中、6階級16選手がランクイン。今後新設されるOPBF女子王座に向け、激しい戦いを繰り広げる。
アトム級では、女子ボクシング界を牽引してきた池山直(中外)が1位にランクインされ、4位に伊藤まみ(イマオカ)、5位には4月11日にWBA世界ミニフライ級王座挑戦を控える夛田悦子(フチュール)がランクイン。7位にはタイ刑務所での世界挑戦で注目を集めた宮尾綾香(大橋)が、9位に西田久美子(マナベ)、10位に柴田直子(ワールドスポーツ)がランクインを果たした。
ミニフライ級は、5位に天心アンリ(山木)、7位に小田美佳(宮田)がランクイン。ライトフライ級は、WBC世界ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)に挑みダウンを奪うも惜敗を喫した菊池奈々子(白井具志堅)が1位にランクされ、4位には江畑佳代子(ワタナベ)がランクインとなった。
フライ級は、アマチュア日本選手権5年連続王者である四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)が2位にランクされ、5位に山口直子(白井具志堅)がランクイン。スーパーフライ級では、今月26日にWBA世界スーパーフライ級王座に挑戦する天海ツナミ(山木)が1位にランクされ、5位には来月2日にWBC世界スーパーフライ級暫定王座に挑戦する藤本りえ(協栄)がランクインした。また、バンタム級では1位に天空ツバサ(山木)、3位に菊川未紀(緑)がランクインとなった。
昨年正式認可された女子プロボクシングだが、これまで女子選手には世界以外に明確な目標となるタイトルがなかったが、今後はOPBFランキングが新たな目標となるだろう。今後はOPBF加盟国と交渉を諮り、東洋太平洋女子王座決定トーナメントも開催される。女子王座の新設が、アジア圏女子プロボクシングを飛躍させるカギとなるはずだ。