[発表会見]2015.2.13
グリーンツダも熱い!
グリーンツダの精鋭達
大阪市内のグリーンツダジムで13日、ボディメーカーコロシアムで予定している4月5日の「CRASH BOXING Vol.5」の対戦カードが発表された。当日のメインでは、東洋太平洋バンタム級4位の川口裕(32)と同級3位の山本隆寛(25=井岡)が王座を掛けて拳を交える。アンダーカードには、前WBC女子世界フライ級王者の真道ゴーの再起戦と元WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子(33=真正)の試合。さらに「エリートヤンキー」として売り出し中の田中一樹(22)の2戦目がラインナップ。豪華な顔ぶれが揃った。
本石昌也会長
冒頭、グリーンツダジム本石昌也会長は「ちょうど1年前、私がグリーンツダの会長に就任した時に川口が日本タイトルに挑戦し、惜しくも負けました。川口にとっても私にとっても1年でどれだけ成長出来たかを計る試合になります」と意気込みを語った。
川口裕
川口は「1年以内にまたタイトル戦ができることを嬉しく思います。僕にとっては本当にラストチャンス、必ず勝ちます」と意気込みを語ると「山本選手とは何度もスパーしていますし、手の内はお互いわかっています。若いし勢いもある。今まで対戦してきた中でも1、2を争う強敵ですが、硬くならず僕のボクシングをして勝ちたい」と目を輝かせた。
真道ゴー
昨年12月、メキシコでの防衛戦に惜敗し、今回が再起戦となる真道は「まだ対戦相手は決まっていませんが、グリーンツダに移籍させてもらって、ここでもう一度世界に返り咲きたいと思っています」力強く語った。
多田悦子(33=真正)
続いて、こちらも敵地メキシコで、王座返り咲きを逃した多田。「まいど!この試合をキッチリ勝って日本人の王者と試合がしたい。小関さん、やりましょうよ」と現在14度の防衛を重ねるWBC女子世界アトム級王者の小関桃(32=青木)に対して逆指名した。「4月の(好川)菜々ちゃん(36=堺東ミツキ)の試合も菜々ちゃんが勝ったら是非挑戦させてもらいたい」と王者への飽くなき渇望をのぞかせた。
田中一樹
その他のアンダーカードには「エリートヤンキー」として昨年12月のデビュー戦をKO勝利で飾った田中一樹(22)が、プロ2戦目をA級の田部井要(宮田)に挑戦することが発表された。田中は「会長が本当に色々な対戦相手を探してくれましたが、全部断られてました。そんな中で決まった試合ですし、キッチリKOで勝ちたいと思っています」と意気込みを語った。