[ニュース]2015.2.3
世界王者が邪気払い
内山は梅照院まで練り歩き
節分の日の3日、ワタナベジムの内山高志(35)は新井薬師梅照院、河野公平(34)と田口良一(28)は五反田・雉子神社で豆まきに参加し、参拝客を大いに沸かせた。
王者から福がまかれた
日本人世界王者を現在では最多3人を有するワタナベジムは、この節分で二手に分かれ、ジムから近い五反田・雉子神社にも世界王者を派遣する形となった。
大関の琴奨菊と
午後3時にほかのタレント、アスリートの参加者とともに中野駅を出発した内山は、中野ブロードウェイを通り梅照院までの1.4kmを裃(かみしも)を付けて練り歩き、午後4時半から境内での豆まきに参加。大相撲大関の琴奨菊らと邪気を払った。今年で7年連続での参加となった内山は、「縁起ものなのでチャンピオンとして来れて良かった。来年も王者として参加したい」と語った。
ベルトを携帯する機会も増えた田口
一方、河野と田口。日本の大みそかに激闘を繰り広げた地元のヒーローふたりの登場とあって、参拝客は大きな拍手を送った。
終わればすぐに練習モード
終了後に河野は「こうして応援してくれる人がいるから頑張れる。また一戦一戦に集中して取り組んでいく」と今年の抱負を語り、田口は「世界王者になってから実際に生活は変わった。もちろんいい意味です。これを励みにして初防衛戦もクリアしたい」と早くも闘争心をのぞかせた。ジムの渡辺均会長は「来年の節分も世界王者が3人のまま、もしくはそれ以上で迎えたい。鬼だけではなく世界的に名のある挑戦者も退けないと」と選手たちに期待を寄せていた。