[ニュース]2009.1.25
細野、東洋王座初防衛
24日、後楽園ホールで開催されたOPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ「王者・細野悟(大橋)VS挑戦者・同級4位・澤永真佐樹(赤城)」12回戦、細野の初防衛戦は、開始のゴングと同時に両者激しい打撃戦を繰り広げ、満員の後楽園ホールを沸き返らせた。互いに一歩も引かない攻防は王者・細野が打ち勝ち、挑戦者・澤永を左フックで打ち砕いた。4R52秒KO勝利!細野のバズーカが王座初防衛を呼び込んだ!!
1Rこそ初防衛戦のプレッシャーからか動きが硬くなった細野は、澤永の変則的なスタイルに戸惑い、左ストレートをクリーンヒットされる。しかし2R以降、細野が落ち着きを取り戻し、持ち前のハードヒットを澤永に打ち込み、4Rには左ボディから左フックを澤永にジャストミートさせ、KO勝利を導いた。
見事バズーカを炸裂させた細野は、試合後のインタビューで「ありがとうございます。やっぱ緊張しましたが、勝ててホッとしました。少し狙いすぎた所が課題。勉強になった。2Rからは力も抜け行けました。勝てて良かった。上はまだまだ一杯います。一生懸命頑張ります。皆さんの応援で防衛出来ました」と喜びを語ると、会場からは会心のKO勝利に「世界!!」との掛け声が上がった。
東洋太平洋フェザー級王座初防衛に成功した細野は、現在WBC世界フェザー級17位にランクされているが、この勝利で世界ランクを確実にアップさせることだろう。世界戦のリングで、細野のバズーカが炸裂する日を期待させる一戦であった。