ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2007.9.11

現役女子王者、公開スパーでプロ化を訴える!

 JBC女子検討委員会によるプロ化を進める為の公開スパーリングが10日、後楽園ホールで行われた。現役女子王者の藤本りえ(協栄・JWBCバンタム級チャンピオン)がリングに上がり、女子ボクサーの実力を披露。菊川未紀(緑・元JWBCバンタム級チャンピオン)と2分2Rの公開スパーリングを行い、集まった関係者に両者の実力の高さを"魅"せた。
 スパーリング後の会見で、協栄ジム金平会長は「今回の女子スパーはレベルにバラツキがあるものの、レベルの高い女子はお客を十分満足させる。藤本に関しては合格点。これから良い環境を作りたい」と語り、プロ化実現を訴えた。また、スパーリングを終えた藤本も「初めての後楽園ホールでしたが緊張は無かった。早く女子が上がれる環境を整えてもらい、ホールで試合がしたい」とプロ化に向け、意欲を見せた。
 JBC非公認ながら、現役女子王者が後楽園ホールのリングに上がった事実は大きい。プロ公式試合で女子が戦う日も近いかもしれない。