[会見]2015.1.21
内藤vs伊藤、CC注目対決!
内藤と伊藤、がっちりと握手
2月9日(月)、東京・後楽園ホール開催の日本スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者・内藤律樹(23=E&Jカシアス)対日本同級1位・伊藤雅雪(24=伴流)の会見が21日に都内で開かれた。世界戦以外では異例の会見だが、チャンピオンカーニバル最注目の一戦とあって、多くの報道陣が集まった。
日本タイトルでは異例の会見
注目の同世代、無敗対決に臨む両者は、内藤が昨年12月に、伊藤が1月上旬とともにアメリカ合宿を敢行。内藤はIBF世界ライト級1位のデニス・シャフィコフ(露)やWBA世界ミドル級11位のクリス・ユーバンクJr(英)、伊藤は前IBF世界ライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ)やIBF世界スーパーライト級13位のホセ・ゼペタ(米)といった世界の強豪を相手にスパーリングを重ねたことを明かした。以下、会見の一問一答。
世界へのステップと内藤
■現在のコンディションは?
伊藤 かなり良いですね。風邪にも気をつけています。体重も順調ですよ。
内藤 前回、10月の試合が終わってからすぐに準備を進め、対策を練ってきました。コンディションはバッチリです。
■互いの印象を聞かせてください。
伊藤 速くて上手いレベルの高いまとまった選手。崩しにくいとは思うが、一瞬のスピードは僕が上。サウスポーへの苦手意識もありません。
内藤 フットワークが速く右の使い方が器用。初回からガンガンに攻めて上手く崩したい。試合は噛み合うと思う。
伊藤 かなり良いですね。風邪にも気をつけています。体重も順調ですよ。
内藤 前回、10月の試合が終わってからすぐに準備を進め、対策を練ってきました。コンディションはバッチリです。
■互いの印象を聞かせてください。
伊藤 速くて上手いレベルの高いまとまった選手。崩しにくいとは思うが、一瞬のスピードは僕が上。サウスポーへの苦手意識もありません。
内藤 フットワークが速く右の使い方が器用。初回からガンガンに攻めて上手く崩したい。試合は噛み合うと思う。
伊藤は負ける要素がないと豪語
■話せる範囲での作戦は?
伊藤 できる限り打たせないこと。右は当たると思うので弱らせていきたい。
内藤 カウンターパンチャーには手数とスピード。いろんな角度から攻めて悩ませたい。流れの中で良いパンチを、カウンターにカウンターを合わせていきたい。
■伊藤選手はこれまで内藤選手を壁としてきました。
伊藤 僕のようなアマチュア経験のない選手が、内藤選手のようなアマエリートを負かすのが面白い。ベルト以上に内藤選手という高い壁を打ち破ることに意味があると思います。
内藤 いずれ戦う選手だと思っていました。このタイミングで戦えることは僕にとっても楽しみです。こういった試合に勝って世界へのキャリアにしたい。
伊藤 できる限り打たせないこと。右は当たると思うので弱らせていきたい。
内藤 カウンターパンチャーには手数とスピード。いろんな角度から攻めて悩ませたい。流れの中で良いパンチを、カウンターにカウンターを合わせていきたい。
■伊藤選手はこれまで内藤選手を壁としてきました。
伊藤 僕のようなアマチュア経験のない選手が、内藤選手のようなアマエリートを負かすのが面白い。ベルト以上に内藤選手という高い壁を打ち破ることに意味があると思います。
内藤 いずれ戦う選手だと思っていました。このタイミングで戦えることは僕にとっても楽しみです。こういった試合に勝って世界へのキャリアにしたい。
ボクモバ予想もほぼ互角
■今回のテーマがあれば聞かせてください。
伊藤 前々回の仲村(世界ランカー仲村正男/渥美)戦は、注目されていたのにも関わらず、勝ちを意識しすぎて理想とするボクシングが出来なかった。今回は意識してそれに見合った試合をします。楽しみにしていてください。
内藤 お客さんを楽しませるボクシングを追及していきたい。その上で、次は世界と言ってもらえるような試合をします。
■最後に意気込みをお願いします。
伊藤 守るものはない。挑戦者としてベルトを獲りにいくだけなので簡単です。自信はかなりあります。僕に負ける要素はありません。
内藤 この試合に勝って日本は卒業します。世界に打って出たい。次にジョムトーン(※)と出来ればベストです。 ※今月17日に内藤が目標としていた金子大樹(横浜光)の挑戦を退けた東洋太平洋同級王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)。
伊藤 前々回の仲村(世界ランカー仲村正男/渥美)戦は、注目されていたのにも関わらず、勝ちを意識しすぎて理想とするボクシングが出来なかった。今回は意識してそれに見合った試合をします。楽しみにしていてください。
内藤 お客さんを楽しませるボクシングを追及していきたい。その上で、次は世界と言ってもらえるような試合をします。
■最後に意気込みをお願いします。
伊藤 守るものはない。挑戦者としてベルトを獲りにいくだけなので簡単です。自信はかなりあります。僕に負ける要素はありません。
内藤 この試合に勝って日本は卒業します。世界に打って出たい。次にジョムトーン(※)と出来ればベストです。 ※今月17日に内藤が目標としていた金子大樹(横浜光)の挑戦を退けた東洋太平洋同級王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)。
どっちが強い!?
スーパーフェザー級国内最速、そして鉄壁のディフェンスを誇るサウスポー内藤と、"打倒内藤"を公言し名刀を磨き続けてきた伊藤。二人の日本人世界王者(WBA 内山高志/ワタナベ、WBC 三浦隆司/帝拳)の後継者へと成長しつつあるが、先に世界へのリングに進むのは――。2月9日、互いに強く意識しあった運命が遂に交わる!!