[来日会見]2014.12.22
「希望があればすぐ倒す」
東京に現れたリゴンドー一行
怪物がついに来日。12月31日に天笠尚(山上)の挑戦を受けるWBA・WBO世界スーパーバンタム級統一王者、ギジェルモ・リゴンドー(34)が 22日に都内の総合フィットネスジムである赤坂スポーツクラブ・ネクストで来日記者会見を行った。
渋滞で会見時間がずれ込んだ
会見場はキックボクシングや総合格闘技の練習ルームにもなっており、金網に囲まれた独特な舞台だった。
15時からの予定だったが、渋滞の関係で15分ほど遅れるとの連絡があり、実際には30分弱をズラして会見がスタート。
15時からの予定だったが、渋滞の関係で15分ほど遅れるとの連絡があり、実際には30分弱をズラして会見がスタート。
記者会見
「リゴンドー、気難し」の噂とは裏腹に、キューバの最高傑作は乗っけから笑顔を振りまき、その都度、22本の金歯が光った。
トレーナーやマネージャー、ガールフレンドら、周りの人間も、フレンドリーな姿勢に終始する。
リゴンドーはまず日本の印象について答えた。
「シドニー五輪前の調整合宿でも滞在したことがあるが、親切な国民性が印象強い。具体的な選手名は、アマガサ以外知らないが、軽量級で多くの世界王座を持っている国だという印象がある」
トレーナーやマネージャー、ガールフレンドら、周りの人間も、フレンドリーな姿勢に終始する。
リゴンドーはまず日本の印象について答えた。
「シドニー五輪前の調整合宿でも滞在したことがあるが、親切な国民性が印象強い。具体的な選手名は、アマガサ以外知らないが、軽量級で多くの世界王座を持っている国だという印象がある」
マカオ戦に続くアジア進出
対戦する天笠尚については「他団体の王者にもすべて断られ、対戦相手が見つからずに困っていたところに、階級を落として私と戦ってくれる。過去の選手で最も尊敬している」と社交辞令を送った。
一方で天笠が「勝率3%の挑戦」と公言していることについては、「もちろん私が100%勝つと思っているが、そこまで悲観的になるべきじゃない」と気遣った。とはいえ直後に大物の自信がにじみ出てくる。
「私のボクシングは自然体が基本だが、倒してほしければ意識的に早めにしとめる。ボディを攻めて欲しい?それなら腹を痛めつけてやるよ」
一方で天笠が「勝率3%の挑戦」と公言していることについては、「もちろん私が100%勝つと思っているが、そこまで悲観的になるべきじゃない」と気遣った。とはいえ直後に大物の自信がにじみ出てくる。
「私のボクシングは自然体が基本だが、倒してほしければ意識的に早めにしとめる。ボディを攻めて欲しい?それなら腹を痛めつけてやるよ」
ギジェルモ・リゴンドー
今回のファイトマネーは日本円で6000万。プロで行った過去の14試合でも断トツの高額であり、来年の予定を聞かれても、上機嫌に「あと2試合はこの国で戦いたいよ」と対戦相手を募集した。日本はこの怪物の楽園になってしまうのか。