[試合後談話]2014.12.15
日本に移籍初戦
上林vsブランケット
昨年、当時WBCフライ級チャンピオンだった八重樫東(大橋)のベルトに挑み、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とも拳を交えたオスカル・ブランケットが15日、メキシコから一力ジムに籍を移して最初の試合に臨んだ。53.5kg契約のこの試合、受けて立ったのは上林巨人(T&H)。
オスカル・ブランケット
日本に越してきてからわずか一ヶ月での試合で、気候や風土といった面でのコンディション作りにも課題を残したブランケット。打ち合いの中で奪われた7回のダウンシーンに関して「上から押されただけ。ダウンではない。バッティングも多かったし、相手選手に注意をしてもらいたかった」と判定決着による苦い黒星を悔しがった。53.5キロ契約での試合に関しては「自分には少し重かった」と振り返った。今後はスーパーフライ級を主戦場に日本でキャリアアップを狙う。
上林巨人
「手応えのあるパンチもあったが、うまくごまかされて逃げられた」と話した上林は、自身の詰めのあまさを悔しがった。