クイッグ、大竹ともに121P

　これが5度目の防衛戦となるクイッグはスーパーバンタム級リミットを1ポンド割り込む121ポンド(約54.8キロ)、初挑戦の大竹も同じ体重で計量をクリアした。戦績はクイッグが31戦29勝(22KO)2分、大竹は26戦22勝(9KO)1敗3分。オッズはクイッグ有利は変わらないものの、前日の16対1から14対1にわずかながら縮まった。
　この日はネイサン・クレバリー対トニー・ベリューのクルーザー級英国人ライバル対決がメインカードで、こちらは両者とも199ポンド(約90.2キロ)で計量をパスした。オッズはベリュー有利ながら11対10と大接近している。勝者がWBO世界クルーザー級王座挑戦権を手に入れる。また、アンダーカードとして行われるWBA世界バンタム級タイトルマッチ、王者ジェイミー・マクドネル(英)対ハビエル・チャコン(亜)は、両選手とも117ポンド(約53.0キロ)だった。オッズは10対1でマクドネル有利と出ている。このほかスーパーミドル級のジェームス・デゲール(英)対マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)戦、ジョージ・グローブス(英)対デニス・ドーリン(米)戦、ヘビー級のアンソニー・ジョシュア(英)対マイケル・スプロット(英)戦などが行われることになっている。