[公開練習]2014.10.30
日本を離れて
Kameda Brothers
現地時間10月29日、シカゴのオークレイ・ファイトクラブジムで、11月1日に三度目の防衛戦を行うWBO世界バンタム級王者・亀田和毅と約一年ぶりに復帰戦を迎える亀田興毅が、報道陣に向け練習を公開し、シャドーボクシングなどの軽めの練習ながら、両者ともにキレのある動きで万全の仕上がりぶりをアピールした。
和毅も万全
約一年ぶりの復帰戦を迎える興毅は、現在、日本で試合を行うことができない状況も踏まえ、
「正直、今は、いよいよ試合ができるという喜びが大きい。日本で試合ができないという状況の中で、この一年間は色々考える事があった。でも今は新たに一からやって行こうという気持ち。その中で、今回の米国デビューは新しい階級で試合を行うこともあり、素晴らしいタイミングで試合ができる。マイアミでの最終調整も順調やったし、今は17歳でデビューした時のような懐かしい気持ちで新鮮。今回から一つ階級を下げ、一番の難関は体重、減量と思ってたけど、今回から新たにチームを組んだトレーナーから、練習方法だけじゃなく減量方法も指導を受け、一つ階級を落とすにも関わらず、もうリミットに近い体重で食べながら負担なく落とすことが出来てる。この階級でしっかりコンディションを作る事が出来れば負けることはない。スーパーフライ級では俺がナンバーワン。そんな試合をする。和毅も絶好の仕上がりだし、二人で最高の試合をして、世界に『KAMEDA』をアピールします」と現在の心境を語った。
米国でアピール
興毅には、この一戦次第では、大物代理人アル・ヘイモンが計画するプランとして、次戦にビッグマッチが組まれる話もあり、興毅は万全の仕上がりで、米国のファンとともに、プロモーターへのアピールも求められている。
現地11月1日試合
また、公開練習後には日本から応援に駆け付けた大毅とともに亀田三兄弟揃っての久々の3ショットを披露した。