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[ニュース]2014.10.16

山元が敵地で王座挑戦

山元浩嗣
 今年3月の試合以来、練習中の怪我で休養していた元日本スーパーフェザー級ランカーの山元浩嗣(31=ワタナベ)が、復帰戦で11月29日(土)にフィリピン・マニラで開催されるWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦に挑むことが決まった。山元は10年12月、敵地・タイでのナワポール・ソー・ルビンサイとのWBCアジア地域王座決定戦以来の王座挑戦となる。
王者エロルデ
 王座に就くフアン・マーチン・エロルデ(29)は、比国の偉大な王者、故ガブリエル"フラッシュ"エロルデの孫。祖父と同じサウスポーで、今回が2度目の防衛戦となる。戦績は18戦16勝(7KO)1敗1分。
 挑戦者の山元は、一時は日本ランク入りもしていたが、ここ数年は現日本フェザー級王者の細野悟(大橋)をはじめとする厳しいマッチメイクに黒星が先行。それでも速い出入りや時折見せるスイッチなど曲者ぶりは健在で、WBOの世界ランカーでもあるエロルデに勝てば王座とともに一気に世界ランク入りのチャンスともなる。戦績は28戦16勝(2KO)10敗2分。
昨年12月の石川昇吾戦
 「年齢的にも、こんな大きいチャンスが僕に回って来るのは最後だと思ったので受ける事にしました。倒さないと勝てないらしいので倒します」(山元)。