ボクシングモバイルニュース
[試合後会見]2014.10.15

高野、連敗回避なるか!?

高野人母美
 先日の計量に『アバター』の衣装で登場し、取材陣の注目を浴びた高野人母美(協栄)が15日、女子スーパーフライ級6回戦で、ドークマイパ・ソーデイントン(タイ)と対戦。今年6月にカイジョンソン(竹原&畑山)に敗れた高野は、今回が復帰戦でもあった。
高野はスタミナにも課題
 タイ人選手はあまりの身長差に高野の懐には入れず、打ち下ろしの右、アッパーを突き上げられ、力の差は歴然。高野もあまりに小柄な選手にやりにくさはあったが、徐々にスピードと手数が上がり、ラウンド毎に集中打を浴びせるが、ドークマイパの粘りもあり決めきれず。スタミナもロスしていたが、最後は4R終盤のラッシュでレフェリーストップを呼び込んだ。
次の相手は?
 再起戦を無事に終えた高野は「勝ったことは嬉しいですが、メンタル面の弱さに気付きました。緊張もあったし、打ちたいのに打てない自分に苛立ちもありました」と試合を振り返った。「年内にもう一試合やりたい」という金平会長だったが、高野は「今年は運気が良くないし、空回りしているので…」と消極的。改めて、金平会長は「次は少々、厳しい試合をさせたい」と話した。
リーチが長かった。
 ソーデイントンは「リーチが長かった。効いたパンチは無かったが、カウンターを警戒し過ぎて手が出なかった」と試合を振り返った。