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[仁川アジア大会]2014.9.19

盛大に開幕!

林田、カンボジア・マラソン代表の猫ひろし、柏崎
　19日の晩、韓国の仁川アジア大会スタジアムでは『第17回アジア競技大会』の開会式が行われた。ボクシングの日本代表は、現地に入る前に、井岡ジムや帝拳ジムなどのトップ選手たちとのスパーリング調整も行って、大会に臨んでいる。

[ボクシング日本代表]
男子49kg:柏崎刀翔
男子52kg:林田翔太
男子56kg;藤田健児
男子60kg;清水聡
男子64kg:川内将嗣
男子69kg:鈴木康弘
女子51kg:釘宮智子
女子60kg:箕輪綾子
ボクシングの代表選考は4月に行われた
　45の国と地域から1万人以上の選手が出場し、五輪よりも多い36競技が行われる今大会。日本からも712の選手が参加する予定となっている。前回大会は4年前の中国広州で行われ、ゾウ・シミン(中国)を筆頭とした中国チームが、ボクシングでは総合優勝をはたした。今回は、過去に最も多くの金メダルをこの大会で獲得し、地元での活躍に燃える韓国チームの健闘は予想できるが、その一方で、充実度が頂点に達したカザフスタン勢の猛攻にも注目だ。
スタジアム近くから花火が上がった
　開会式では、予告通りに韓国の国際的な人気歌手たちが熱唱。ポップスの一方では伝統舞踊も壮大に披露された。
　パク・クネ大統領の開会宣言ののちに、女優のイ・ヨンエさんが聖火を灯した。今回のテーマは、「平和の息吹、アジアの未来」となっている。
藤田・林田・柏崎・釘宮
　ボクシングの男子52kg級に出場する林田翔太(駒澤大学)は、エンターテイメント性あふれる式典だったと声を弾ませた。
「行進をしているときの場のムードや歓声が気持ちよかった。この高いテンションを試合での意欲までつなげていきたい」
　選手村のサポート施設が徹底されており、ボクシング勢の調整も順調とのことだ。
釘宮&清水
　ボクシングでは24日から競技が開始。10月1日に女子の決勝、10月3日に男子の決勝戦となる。前回は須佐勝明(男子52kg=自衛隊体育学校)と新本亜也(女子51kg=クリエイティブ・ジャパン)の銅メダルが2つだったが、今回は「前回以上」がひとまずの目標だ。がんばれニッポン!
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