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[予備検診]2014.9.2

嵐の前の静けさ

フレンドリーなロマゴン
 5日に代々木第二体育館でWBC世界フライ級タイトルマッチに出場する、王者・八重樫東(大橋)と挑戦者で世界3階級制覇を目論むローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)が、JBC事務局で予備検診を行なった。
八重樫の検診
◾︎検診結果
王者:八重樫東
身長:161.0cm
首周:39cm
胸囲:90.5cm
リーチ:163.0cm
血圧:115/72mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.6℃

◾︎検診結果
挑戦者:ローマン・ゴンサレス
身長:159.5cm
首周:36.0cm
胸囲:85.5cm
リーチ:163.0cm
血圧:116/66mm/Hg
脈拍:72min
体温:36.8℃
リラックスした八重樫
 検診を終えた八重樫は「サイズ的に変わらないのは予想通り。ロマゴンは紳士で優しく、落ち着いた感じでスキがなかった。当日はベストコンディションで勝ちたい。実力、メンタルとも高くパーフェクトな選手。リスペクトしつつ全力で戦いたい」と意気込みを語った。
大橋陣営
 松本好二トレーナは「ここまで良い状態で来ている。残りの数日間をしっかり過ごして当日を迎えたい」と気を引き締めた。

 大橋秀行会長は「お互いに落ち着いていて、これから何が起こるか、嵐の前の静けさを感じます」と言葉少なに語った。
リングでは仕事に徹するとロマゴン
 「調整の成功を感じている。今までに比べて、チームでの調整が上手くいった」と話すローマン・ゴンサレス。「八重樫は優しく素晴らしい選手で、人間的にも嫌な印象はない。リングの外ではフレンドリーだが、リングの中では自分の仕事をしなければならない」と八重樫の印象を語り「八重樫と戦えることに感謝している。3階級制覇を目指してがんばりたい」と意気込みを語った。