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[ニュース]2014.8.31

興毅が比国合宿へ

亀田興毅
 UNITEDジムへの移籍が日本ボクシングコミッション(JBC)より却下された世界3階級制覇王者の亀田興毅(27)が30日、合宿のためフィリピンへと渡った。出発前、成田空港で取材陣に囲まれた興毅だが、改めてブログで現在の心境を明かした。
興毅に残された道は…
「皆さんもご存知の通り、三兄弟は現在日本で試合が出来ない状況です。ユナイテッドジムさんからライセンスの更新を申請して頂きましたが、受け付けてもらえず却下されました。始まりは12月のルールを巡っての問題で、亀田ジムの会長、マネージャーはライセンスの更新を受け付けてもらえず、事実上活動出来なくなり、そして新たに新会長を立てK3ジムとして再出発をと、気持ち新たに新体制でやっていこうとしたが認めてもらえず却下されました。
 そして残された方法は移籍。水面下で複数のジムに相談に行ったりした上で、引き受けて頂いたのがユナイテッドジムさんで、ジムの皆さんには本当に感謝しています。だがまたしても認めてもらえず却下され、正直今は目の前が真っ暗の状況です。三兄弟が日本で試合が出来るようにこれまで動いて来たけど先が見えない。和毅がラスベガスで素晴らしい試合をし、新たな道を切り開き、海外で戦うというのも選択肢の一つ。 『亀田祭りで三兄弟の試合を見るために毎日頑張ってるよ』とか言われたらやっぱり応援してくれてるファンの皆さん、後援者の皆さんの前で力強い、元気な姿を見せたい気持ちがある。去年11月の試合を最後に実戦から遠ざかっていて、今年の11月には28歳になり、これ以上試合間隔を空けたくないのも事実。海外で戦うというのも選ばざるを得ない状況になってるのも事実です。今はまだ先の見えない状況で、答えも見つかってなく、目の前は真っ暗の状況です。 とにかくこのままジッと待っていても時間ばかりが過ぎていくだけやから、フィリピンに合宿に行く事に決めました。
 日本ではスパーリングパートナーとかもいない状況で思うような練習が出来ないんで、フィリピンで何もかも忘れて思う存分ボクシングだけをやろうと思います。とにかく大好きなフィリピンで昔を思い出し、『ボクシング』を頑張ってきます! 帰って来る頃には何か答えが出てることを信じて」(興毅)。
またボクシングと出会うために