[ニュース]2014.8.25
JBC、亀田の移籍を却下
亀田興毅
日本ボクシングコミッション(JBC)は世界3階級制覇王者の亀田興毅(27)のUNITEDジムへの移籍問題について、25日に都内で資格審査委員会を開き、現在失効している興毅のライセンス更新を認めないと全会一致で決定。事実上の移籍却下となった。
JBCは先週の22日にUNITEDジムの三好渥義会長と興毅から移籍への経緯についてヒアリングを行ったが、資格審査委員会はJBCルールの「ライセンス」項の11条第3項の「ライセンスの翌年への更新は特別の事情のない限り許可される」とある中の「特別な事情」にあたると発表。秋山弘志理事長は委員会後に会見を開き、「UNITEDジムと興毅が円滑に意思疎通し、ジム側がしっかりとコントロールし、明確な責任が持てるのか憂慮と懸念が残る」と説明した。
これにより興毅は新たな移籍先を探し認められない限り日本での試合ができなくなった。また、今年に入り亀田ジムが各種ライセンスを失効したため、弟の大毅、和毅のライセンスも自動失効している。
これにより興毅は新たな移籍先を探し認められない限り日本での試合ができなくなった。また、今年に入り亀田ジムが各種ライセンスを失効したため、弟の大毅、和毅のライセンスも自動失効している。