[ニュース]2010.3.26
チャーリー2冠王者に!
左:柴田 右:チャーリー
25日、後楽園ホールで開催された日本・東洋スーパーウェルター級ダブルタイトルマッチ12回戦は、2冠王者・柴田明雄(ワタナベ)が足を使いポイントをリードするも、8回にチャーリーの右フックからの左右フックでダウン。立ち上がった後も連打を浴び、8回2分26秒レフェリーストップによるTKOで日本・東洋王座を奪われた。
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2冠王者となったチャーリーはリング上のインタビューで「ありがとう!いっぱい防衛してこれからも全力の試合を見せます」と、日本語で喜びを語った。
左:丸元 右:細川
するとリング上には大阪から駆けつけ、この試合の勝者に挑戦状を出していた日本2位・東洋6位の丸元大成(グリーンツダ)と日本5位・東洋11位の細川貴之(六島)がリングイン。チャーリーを祝福するとともに、改めて挑戦の意欲を示した。これに対しチャーリーは「やりたい。誰でもいい。ボクサーとして戦うことが僕の仕事」と語りリングを後にした。
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控え室の会見でチャーリーは「このチャンス(2冠)に勝てて良かった。(試合中の)ポイントは気にせず、KOのイメージを持って戦った。7Rに柴田選手のスピードが落ちたので、セコンドの指示もあって8Rに勝負に出た。(今後は)もっと強くなって防衛を重ね、世界に挑戦したい」と、早くも世界挑戦を視野に入れた。
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一方、敗れた柴田は「7Rまでは作戦通り。スタミナはまだ大丈夫だったし、接近戦でも自分のパンチが当たっていた。押し切ればいけそうな感じだった。(バッティングでの)傷は関係ない。チャーリーは強かった」と語るも、8Rでの打ち合いには悔いを覘かせていた。
2冠王者・柴田をパワーで破り日本・東洋タイトルを一夜で手にしたチャーリー。早くも刺客が現れたが、王者として今後どのような変貌を遂げるのか注目したい。
2冠王者・柴田をパワーで破り日本・東洋タイトルを一夜で手にしたチャーリー。早くも刺客が現れたが、王者として今後どのような変貌を遂げるのか注目したい。