[向井試合後談話]2014.8.3
距離感を取り戻す
向井寛史
日本初のラウンドガールズコンテストで盛り上がった3日の住吉区民センター。メインイベントのリングに登場したのは東洋太平洋スーパーフライ級13位の向井寛史(六島)。今回はフィリピン国内ランキング13位のマーク・ジョン・ヤップを迎えて8回戦のリングで拳を交えた。
昨年3月には、現・東洋太平洋バンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)を相手に善戦したジョン・ヤップだが、この日は向井のジャブとカウンターに遮られ、得意の右ストレートの後の追撃が出なかった。
向井寛史
「距離の取り方に集中して、自分のボクシングをするように心掛けた」と試合後に笑顔を見せた向井は「右の後に左フックがくるのを待ってたけど、なかなか打ってこなかった」と、カウンターを狙っていたことを明かした。
マーク・ジョン・ヤップ
「ジャブが強かった」と、向井の印象を話したジョン・ヤップ。「踏み込むタイミングがつかめなかった」と苦笑いした。