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[前日計量]2014.8.1

金子大樹、再起第2戦

計量後の金子大樹
 2日に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメインでは、元日本スーパーフェザー級王者、金子大樹(26=横浜光)の再起第2戦が行われる。金子は同門の元WBA世界スーパーバンタム級王者、李冽理(32)とOPBF東洋太平洋フェザー級王者決定戦を争い引き分けた、シリロ・エスピノ(31=比)と対戦。試合はスーパーフェザー級10回戦で行われ、1日の前日計量は両者ともにリミットを下回り一発クリアした。
昨年2月、李と引き分けたエスピノ
 昨年の世界挑戦を経て、1年ぶりに後楽園ホールのリングに立つ金子は、「ホールはホームでありながら、やっぱり良い緊張感がありますね」と笑顔を見せた。日本人選手との対戦も多いエスピノについては「タフで大きなパンチを振ってくる。いつも通りに臨むが、油断しないようにしたい。チャンスがあれば倒しに行きますよ」とし、「世界戦、再起戦を経て、もう一段レベルアップした姿を見せたい」と意気込んだ。
5月の再起戦では石川を4Rで撃破
 上には金子が目指す二人の日本人世界王者、下には金子を目標に力をつける若手と、現在の国内スーパーフェザー級は金子を中心に盛り上がりを見せると言っても過言ではない。「張り合いのある階級ですよね。上にも下にも存在感を示すため、明日の試合では金子大樹の強さをアピールします」。