ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2014.8.1

赤穂と芹江が激突

計量後の芹江と赤穂
 明日2日、東京・足立区ではダブル女子世界戦が開催されるが、後楽園ホールでもノンタイトルながらファン垂涎の注目対決、元OPBF東洋太平洋スーパーフライ王者で世界4団体にランクされる赤穂亮(28=横浜光)と元日本スーパーバンタム級王者、芹江匡晋(31=伴流)のバンタム級8回戦が組まれている。今回の対決は、減量苦から赤穂が階級を上げ、芹江が下げたことで実現した好カード。1日に行われた前日計量では、赤穂が53.5kgのリミット丁度でクリアしたのに対し、芹江は300g下回る53.2kgでパスした。
上げてもきついと赤穂
 向かい合った芹江の印象に「思っていたより体格差がない」と答えた赤穂は、メリットのない試合と言われることについて「ファンから世界を待望されるようになるには、日本で名のある選手に勝っていくことが大事」と、世界再挑戦のためのステップのひとつとした。
バンタムでいけると芹江
 対し、ウェイトを落とし最初の関門をクリアした芹江は「これ以上にない仕上がり。減量も集中して落とせた」とまずは安堵。赤穂については「向かい合ってぞくぞくした」と表現し、「これまでのような迷いはない。何も気にせずに思い切りやりますよ」と一点の曇りもない顔をのぞかせた。