10月17日は力石政法の世界前哨戦! 日本フェザー級タイトル戦! 松本圭佑vs中川公弘!

　大橋ボクシングジムは15日、10月17日(木)に後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル123」の対戦カードを発表した。

　メインイベントは、WBCシルバー・スーパーフェザー級王者の力石政法(30=大橋)とフィリピン同級王者アルネル・バコナヘ(30=比)によるノンタイトル10回戦、セミファイナルには、日本フェザー級タイトルマッチ、王者の松本圭佑(25=大橋)対同級5位の中川公弘(32=ワタナベ)の一戦がセットされた。

　力石は、今年3月に敵地イタリア・ローマで、WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦に臨み、マイケル・マグネッシ(29=伊)に12回逆転KO勝ちし、世界挑戦権を獲得。3150FIGHTとの専属契約を解消後、7月にLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍した。フィリピン国内王者のバコナヘに圧勝し、世界に弾みをつけたいところだ。

　安定政権を築いている松本が、4度目の防衛戦を迎える。今年6月に藤田裕史(34=井岡)にフルマークの判定勝ちで王座防衛に成功。しかし、KO決着を狙っていた松本には笑顔が見られず、試合後は反省の弁が口を突いた。

　フェザー級で世界ランキング入りを果たしている松本としては、タイトル初挑戦の中川を倒して存在感を示したい。

　日本スーパーバンタム級挑戦者決定戦、同級1位の石井渡士也(23=RE:BOOT)対同級2位の池側純(26=角海老宝石)も面白い。

　両者は、2022年10月に対戦して引き分けている。来年のチャンピオンカーニバル出場を懸けて再戦する。

　「ハマのタイソン」のニックネームを持つハードパンチャー田中空(23=大橋)は、2戦目でWBO-AP、OPPB東洋太平洋ランカーのチャン・サーラー(31=タイ)と拳を交える。

　粘り強いサーラーを倒せば、さらに評価が上がるだろう。

　アマチュア2022年世界ユース選手権優勝、高校6冠の実績を持つ坂井優太(19=大橋)が2戦目のリングに上がる(対戦相手未定)。

　今年6月のデビュー戦で、圧巻の内容を見せた坂井のパフォーマンスに注目だ!