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東日本プロボクシング協会が11日、8月の月間賞受賞者を発表。世界を見据える確かな逸材達にスポットが当てられている。月間MVP(最優秀選手)は、バンタム級日本王座防衛に成功した堤聖也(27=角海老宝石)。増田陸(25=帝拳)との激闘を制した試合は、優勝賞金1000万円のモンスタートーナメント準決勝。決勝の相手は穴口一輝(23=真正) 。12月26日に後楽園ホールで開催される。
井上浩樹(大橋) 敢闘賞
敢闘賞には2名が選出された。1人目は、WBO-APスーパーライト級王者に返り咲いた井上浩樹(31=大橋)。アブドゥラスル・イスモリロフ(26=ウズベキスタン)との王座決定戦は、10ラウンドに勝負を決めた。
藤田炎村(三迫) 敢闘賞
もう1人は、日本スーパーライト級王者で初防衛に成功した藤田炎村(28=三迫)。好敵手、大野俊人(27=石川ジム立川)を相手に、レフェリーストップを呼び込んだ。
鈴木稔弘(志成) 新鋭賞
新鋭賞は鈴木稔弘(26=志成)が選ばれた。WBO-APスーパーフェザー級1位のヴァージル・ビトール(26=比国)と対戦し、5ラウンドにプロの洗礼を受けながらも、冷静に試合を組み立てて、判定勝利を掴んだ。この試合で、ポテンシャルが高いと注目を集めていた鈴木の評価が確かなものとなった。今後の動向にも注視したい。