桜が教えてくれたこと part2

110414_1113~01_2.jpg

去年はもっと綺麗だった桜[花見]

なんでかな…

この1年間どうだったかな…

『せっかく大学を出たんだからしっかりした職業を経験してみたい』

そして、

『スポーツしか知らない人間にはなりたくない』
そう思って社会に出て丸1年。

ボクシングはプロライセンスから、
トレーナーのライセンスにし、少しずつ現役から離れて行って…。

離れれば離れるほど、
自分の中のボクシングの存在が中途半端になっていって。

体の奥の方から、
ジワジワと、
ゆっくりゆっくり、
時間をかけてモヤモヤは膨らんでいった。

食べるご飯、
飲むビール、
遊ぶこと、
周りの景色、
全てが輝いていたのはいつも自分の隣にはボクシングがあったから。

毎日汗を流して、
試合前は何日も飯食えなくて、
自分にも勝ってそして試合にも勝って…
それから食べる飯や、
周りの景色は最高だった。

そう、桜は輝いていた。
その目には見えない大切な事を1年間で全て失っていた。

上司に注意され最初に思う事は
『聞いてないよ』
『難しくてわかんねえよ』
そんな心のグチ。

朝起きて思う事は
『土曜まであと何日かな…』

いつも前向きで
目標を見つけて頑張ってる自分はもうそこにいなかった。

そんな時、前回の『桜の話』を思い出した。

このままじゃ絶対桜なんてキレイに見えない!!

『リングに上がって、完全燃焼したい』

このまま年を重ねていったら
一生後悔すると確信しました!!

よし、課長と支店長に話そう。

副業を禁止している銀行に、
『プロとして復帰させて下さい。ダメなら仕事を辞めます』

それはつまり…。

つづく

コメント / トラックバック4件

  1. 馬場 より:

    忙しいく仕事してたら季節が変わっても綺麗な花も感動できないですね。自分にご褒美しています。美術館に行ったり、温泉行ったり心が元気になります。感動出きるようになりますよ

  2. ま‐くん より:

    きずいた時 想いが強くなった時がスタート! いくつになっても 頑張って!ボクサー遠藤。

  3. 遠藤 より:

    馬場さん>そうですね(^^)
    たまには自分にご褒美も必要ですよね♪
    旅行でも行きたいです〜!

  4. 遠藤 より:

    まーくんさん>深いですね★
    スタートもゴールも、自分が決めていいんですよね、自分の人生なんだから♪