こんばんは!
ヤクルトがぶ飲みをピルクルに託す男新日本木村ジムの氏家福太郎です。
4回戦の頃、よくシャドーボクシング中に
「氏家、手を出せ!」
と言われていました。
そうなんです。
サンドバックでもスパーリングでもなく、シャドーボクシングで手を出さずに動いていたんです。
ここだけ読んでも不思議な光景ですよね?
あの頃は、自分の動き方や位置取りに特化してシャドーボクシングしていました。
「こうきたら、こう!」
「ここにこう打ったら、返しが来るだろうから、バックステップ!」
とかを考えながら反復していて
全くではないにしても、なかなか手を出さず、連打もしない日々を送っていました。
最近では、力を抜いて連打しながら、自分の安定して打てる位置にするので、細かい連打ばかりしているようになりました。
サンドバックでもクリーンヒット出来ていない時は、まず力抜いてひたすらに手数の細かい連打。
そこに体重を乗せていけば
軽く強いパンチになり、距離を取れば強くインパクトあるパンチになります。
自分の安定位置で打てる状態でのミットでは、トレーナーが驚く位、去年と今年でのパンチの威力が違うそうです。
打っている側からすれば、楽に打っている分、前よりも疲れないで打てているので
打ち終わりやステップも意識出来ています。
強く打つ
と
力を入れて打つ
は違うんだと今さらながら実感しました。