[特集]インタビュー
2007.1.23

四ケ所麻美(F赤羽)


女子プロ転向宣言。
JBC・JPBAが合同検討委員会で協議して来た女子のプロ化が11月20日、正式に決定した。来年には女子プロボクサーが誕生。後楽園ホールのリングに上がり、熱い戦いを繰り広げる事になるだろう。この女子プロ化に伴い、アマチュアボクシング界で活躍していた1人の女子ボクサーがプロ転向を決意した。女子アマチュアボクシング・ライトバンタム級チャンピオン四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)。このアマチュア界の女王がプロ転向に向け意気込みを語った。

□四ケ所選手の経歴は?
四ケ所「女子アマチュアボクシング・ライトバンタム級(50~52㎏)で、5年連続日本チャンピオンです。通算戦績は25戦22勝3敗10KOです」
□今回の女子プロ化をどう見ますか?
四ケ所「北京オリンピックで女子ボクシングが正式種目にならなくて…目標を失っていた部分もあったんです。女子のプロ化はオリンピックもなくなりアマで完全燃焼出来なかった気持ちをリセットしてプロとして再スタートを切れます。女子のプロ化は遂に認められたって感じで嬉しいですよ」
□ボクサータイプは?あと、いつ頃プロデビューを?
四ケ所「タイプはボクサーファイターだと思います。デビューは今すぐにでも大丈夫!早く後楽園のリングで戦いたいです」
□プロのリングの不安は?
四ケ所「プロはアマと違ってグローブも小さいでしょう。ヘッドギアも無い所がちょっと…。でも全然大丈夫!不安はありません」
□プロになる意気込みを
四ケ所「一戦一線集中して悔いの残らない戦いをしたいです。目標は世界チャンピオン!世界のベルトを巻く事です。これからプロボクサーとして戦って行きますので応援よろしくお願いします」

北京オリンピックで女子ボクシングが正式種目として認められず、目標を失っていた四ケ所は女子のプロ化を聞き、プロのリングに上がる決意を固めた。アマチュア5年連続日本チャンピオン、2003年、2005年アジア大会銅メダルの実績と共にプロ転向を宣言した。オリンピックの金メダルからプロボクシングの世界チャンピオンベルトにターゲットを移しプロとして後楽園のリングで戦う準備に余念のない四ケ所麻美。彼女のプロのリングでの戦いに注目したい。

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