今回は、江戸川区瑞江から千葉県市川市の本八幡に移転し、今年で早くも3年目を迎えたレイスポーツボクシングジムにお邪魔した。『本八幡駅』駅ビルの2階、改札口からのアクセスが僅か1分!!と、雨に濡れる事なくジムに入れる立地条件に恵まれている。
ホワイトを基調とし、明るく清潔感のある広々としたジム内では、佐藤会長を初め、トレーナー、スタッフ共とても明るく活気に溢れ、プロ選手から練習生、ダイエッター、子供達と分け隔てなく声を掛け接していた。
前述の恵まれた立地条件もあるのだろうが、会長、トレーナーのこの明るさが効果を発揮し、移転から僅か2年で会員は150名を数えるまでになった。女性や子供の練習生の姿も多く見られるが、プロ選手も家住選手(日本Lフライ級1位・東洋5位)を筆頭に、レイスポーツを盛り上げる選手が続々誕生している。今後の期待が楽しみなジムである。
佐藤会長にジムの方針や選手達がどんなボクサーになってもらいたいのか、話を聞いた。「意外かもしれませんが、プロ選手やプロ志望、ダイエット目的の人にも決して練習の無理強いはしません。練習を強制しても結局は続かないし、もとより彼らの為にはならないんです。だからと言って放任主義じゃありません。一人一人に声を掛けて、練習の指導をします。こちらが本気で接すれば彼らも納得して本気で返してくれるんです。言ってみれば、本気で向かい合う事がジムの方針かな。プロに関しては当然、日本チャンピオン、世界チャンピオンの誕生は目標です。ただ勝敗だけではなく、面白い試合をして、観客にとって魅力のある選手に育ってもらいたい。『試合には負けちゃったけど、コイツの試合をまた見に行きたい!』って思われる選手になってもらいたい。だけどボクシングはやっぱり危険なスポーツだから最終的には怪我がなく、ボクシングを辞める時には、『このレイスポーツでボクシングをやっててよかった』と言ってもらえるように育てたいですね」ボクシングが好きで好きで堪らない。そんな雰囲気が取材中、佐藤会長からは滲み出ていた。
これから更に強くて魅力のあるボクサーがレイスポーツから生まれ、日本のボクシング界を大いに盛り上げてもらいたい。
会長:佐藤 達雄
住所:千葉県市川市八幡2-16-15 本八幡駅西口ビル2F
TEL.047-302-5588
時間:平日PM2:00~AM0:00 土曜日PM2:00~PM9:00 日祭日AM10:00~PM1:00
アクセス:JR総武線、地下鉄都営新宿線「本八幡駅」下車 徒歩1分
HP:www.geocities.jp/ray_boxing/
代表選手:家住勝彦(日本ライトフライ級1位、東洋太平洋同級5位)
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