[特集]インタビュー
2008.7.8

日本フライ級王者
清水智信(金子)


最高のパフォーマンスで挑む
 7月30日、代々木第一体育館で開催される世界フライ級ダブルタイトルマッチ。日本フライ級王者・清水智信(金子)はWBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)に挑む。清水は昨年4月、タイで当時のWBCフライ級王者・ポンサクレックに挑戦し7R終了時、負傷により無念のTKO負けを喫している。今回の内藤への挑戦は、清水にとって2度目の世界挑戦。ポンサクレック戦から僅か1年半で再び巡って来たビックチャンスである。静岡県伊東市で行ったキャンプから戻った清水が、内藤戦に向けての決意を語ってくれた。

□キャンプではどの様なメニューを?
清水「朝は朝日山の山道を13km走り、昼は近くの海岸で砂浜ダッシュです。また、一碧湖がホテルから直ぐで、1周2Kmなんで一碧湖を7周走ったり3周走って4周をダッシュしたりと。キャンプではスタミナアップを狙い、とにかく走り込みで追い込んで来ました。帰ったきたら足がパンパンでした」

□王者・内藤をどう見ていますか?また攻略ポイントは?
清水「攻撃力がありトリッキー。そして色んな所、色んな体勢からパンチが出る。ガードがとても大切になって来ます。変則な分、隙も出てくる。攻撃力は本当に凄いが、正統派で無くトリッキーな動きが隙を生むのかなと。この隙をどう突くかでしょうね」

□試合展開の予想は?
清水「自分の距離で戦い完封するのがやっぱり理想ですが、相手は内藤さんですから。そうは試合は運ばないでしょうね。試合開始と同時に1Rから打ち合いに出ましょうか!試合は状況に応じて戦います」

□世界戦にかける意気込みを
清水「2度目の世界挑戦のチャンスです。次の事など考えず、このチャンスを絶対にモノにし世界タイトルを勝ち取ります。死ぬ気で世界のベルトを取りに行きます!」

□最後にファンにメッセージを
清水「当日の会場では、内藤選手の応援が物凄く多いと思います。僕は試合までに最高の状態にコンディションを仕上げ、最高のパフォーマンスをお客様にお見せします。試合では内藤さんだけでなく、僕の応援も宜しくお願いします!!」

 今や日本ボクシング界の顔となった内藤大助に挑む清水智信。先日、赤坂サカスで開かれたダブル世界タイトルマッチの記者会見ではイケメンボクサーとして一際注目を集めていた。
 7月30日、清水のボクシングがどこまで内藤の牙城に肉薄するのか?そして、新たなヒーローとして清水が階段を駆け上がるのか?内藤がここまで築き上げて来た自身の王座を守り抜くのか?当日は、WBA世界フライ級タイトルマッチ王者・坂田健史(協栄)VS挑戦者・久高寛之(仲里ATSUMI)の一戦も行われる。まさに混沌とした世界フライ級戦線。清水がどこまで自身の存在を示す事が出来るのか期待したい!!

「世界フライ級ダブルタイトルマッチ」
WBC世界フライ級タイトルマッチ
王者・内藤大助(宮田)VS挑戦者・清水智信(金子)
WBA世界フライ級タイトルマッチ
王者・坂田健史(協栄)VS挑戦者・久高寛之(仲里ATUMI)
■日時:7月30日(水)
■会場:代々木第一体育館
■チケットのお問合せ:(株)金子プロモーションTEL.03-3460-8353
BACK
TOP
East Japan Boxing Association (C)QBIX