ボクシング応援企画.1
2008.3.12
ロバート山本(吉本興業)
「ボクシングは熱くなれる」
テレビ番組『Qさま』の企画で、プロライセンス所得を目指したロバート・山本博。ボクシングをイチから始め、去年遂に念願叶いプロテストを受験。残念ながらC級ライセンス獲得とは成らなかったが、今ではボクシングの魅力にすっかりはまってしまい、仕事終わりにはイマオカジムに通い、プロ選手に負けず劣らず厳しい練習に日々汗を流している。そんなロバート・山本博が自身のボクシングに対する想いをボクサー山本博としてボクシングモバイルに熱く語ってくれた。
□今日は宜しくお願いします
山本「お願いします。実は僕も入会してますよ!ボクシングモバイル!!」
□ありがとうございます!山本さんは「Qさま」の企画以前にボクシング好きだったと伺っているんですが?
山本「今回、27歳でボクシングを始めたんですが、実は中学の時にジムに通おうと思った事があったんです。中学では野球部だったんですが、手が小さいからって言う理由でピッチャーをやらせて貰えなくて、それで野球部を辞めちゃったんです。そんな時、辰吉さんの試合を観てボクシングにのめり込んだんですよ。辰吉さんの世界戦はテレビで観て応援してましたよ!それで親にボクシングジムに通いたいって話したら、家計の問題なのか、僕の学力の問題なのか、ボクシングジムより塾に通わされてしまいました(笑)。それからずっとボクシングはテレビで観たり興味はあったんですが、なかなかチャンスが無くて。体を動かしたり運動は好きなんですが、マッチョには興味がなくて。やっぱり、何か目的を持って体を動かしたくて、イマオカジムに通ったんです」
□山本さんにとってボクシングの面白さ魅力とは?
山本「ボクシングって逃げられないじゃないですか。プロテストの時リングに上がって感じたんですが、リングに上がったらもう逃げられないし、自分自身に全てが掛かっている。初めてスパーをした時はボコボコにされちゃったんですが、練習して色々なコンビネーションを覚えて、スパーリングも駆け引きを覚えてボクシングが面白くなってきたんです。ボクシングが面白くなったから、お笑いの才能よりボクシングの才能の方がグングン急成長してるんですかね(笑)。それに、ボクシングは自分の成長が分かるのが面白いし、一生懸命戦うボクサーの生き様を応援したくなる所がボクシング最大の魅力ですよ!」
□ジムではどんな練習メニューを行っているんですか?
山本「ストレッチから始まって、シャドー、ミット打ち、スパーも当然やります。プロ選手に胸を借りて4Rはスパーをしますし、それからバックを打ってシャドーですかね。ロープも飛びますし筋トレもやります。あと、毎日10km程のロードワークとダッシュをやってますよ。ジムは他の練習生と同じ様に厳しく接してくれて、本当に感謝してます」
□今後ボクシング界に期待する事は?
山本「ボクサーのストイックな部分は皆知っていると思うんです。ボクサーの練習以外の普段の部分やプライベートなバックボーンを見せて頂ける様にしてもらえると、見る側もボクサーの戦う気持ちが見えてくるし、感情移入もしやすくなってボクシングが面白くなるんじゃないかな」
□最後に山本博にとってボクシングとは?
山本「う~ん。これは難しいな~。まだまだ僕はボクシングのボの字も語れないのに。僕にとってボクシングとは…。人生において一回でもボクシングをやれて良かったと感じてますし、僕にとってボクシングとは熱くなれるものです!」
多忙の中、インタビューに答えてくれたロバート・山本博。タレントの顔からボクサーの顔になっていたと思う。自身でボクシングを経験し、痛みを体験したからこそ感じた事や分かった事がインタビューのコメントに感じ取れた。今回、プロライセンス獲得はならなかったが、ボクシングの練習は今後も継続して行くと言う。またチャンスがあればプロテストを受験し、再びプロボクサーを目指してもらいたい。そしてロバート・山本博はお笑いの世界でチャンピオンベルトを掴む為、今日もステージと言う名のリングに上がる。
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