[特集]インタビュー
2008.8.12

女子W世界戦を語る!!
 11日に開催されたWBC女子世界ダブルタイトルマッチ。WBC女子世界ライト級王座決定戦に出場した風神ライカ(山木)は、惜しくもサクラートの前に王座獲得はならず。また、WBC女子世界アトム級タイトルマッチに挑戦した小関桃(青木)は、ジャッジを巡りビデオ裁定を導入する事態となった。
 「風神ライカVSアン・マリー・サクラート」「ウィンユー・パラドンジムVS小関桃」の世界戦2試合を女子プロボクシング立ち上げ興行「G-Legend」で熱い戦いを展開した藤本りえ(協栄)と四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)が観戦。次ぎの世界挑戦を目指す両者が当サイトに感想を語ってくれた。

WBC女子世界バンタム級7位
藤本りえ(協栄)

風神ライカVSアン・マリー・サクラート戦
「サクラートが前回と違いました。こんなに足を使うとは思わなかった。去年の新宿FACEの時はリングが小さかったからか足を使わずに打ち合っていた。新宿FACEでは判定でライカさんに負けて、タイトルを賭けてなかったけどWBCからベルトを剥奪されて今回の一戦でしたから…。サクラートはライカさんを研究してましたね。今回の試合に関してはサクラートが1枚上手でした。でも、サクラートはやりずらかったんじゃないかな。打っても打ってもライカさんが向かって来たんで。でも、今日1番盛り上がった試合でしたよ。女子でも凄い試合が出来るんだって!! 私もこんな盛り上がる、良い試合をやっていければいいですね」
ウィンユー・パラドンジムVS小関桃戦
「何かコメントが難しい試合ですよね。桃さんが挑戦者としてゴングと同時に向かって行って。ガーっと行った所でのバッティングは…しかたないし。あのレフェリングは選手の責任じゃないですから。このままじゃ桃さんも納得出来ないでしょうし。もう1度、スッキリした形での再戦を早く実現させるのが良いんじゃないかな」

日本女子フライ級
四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)

風神ライカVSアン・マリー・サクラート戦
「ライカさん頑張ってましたね。サクラートは身長も大きいし、リーチもあるし。下から攻めていって欲しかったですね。だけど、ライカさんは気持ちが強かった。サクラートのパンチをもらっても前に前に出ていたから。タイトル獲得は残念な結果に終わったけど、10R戦って、気持ちが折れなかったのは良かった。ただ、焦っちゃったのかな。試合が盛り上がったのは、ライカさんが前に出る戦いを見せていたのが最大の要因だと思います。女子ボクシングを引っ張ってくれた選手なんで、まだまだ頑張って欲しいです!!」
ウィンユー・パラドンジムVS小関桃戦
「桃ちゃんが最初から前に出ていたからそれが良かったんじゃないかな。最初から前に出て行くのは桃ちゃんの作戦なんだろうし…。去年、判定で負けていての再戦だし負けたくないって気持ちが出ていたと思う。一緒に練習していた仲間がタイトルを獲れたのは素直に嬉しいですよ!!」

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