[特集]インタビュー
2008.6.4
藤本りえ(協栄)
心がワクワクする試合を!
5月9日に開催された記念すべき第1回女子ボクシング興行『G-Legend』のセミファイナルに出場し、アマチュア5年連続王者・四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)と対戦。G-Legendを大いに盛り上げ、判定勝ちで四ケ所を下した藤本りえ。その藤本がG-Legendの感想とこれからの豊富を語ってくれた。
□G-Legendを振り返って試合の感想を
藤本「一言で言えば本当、勝って良かった。プレッシャーありましたよ!!プロVSアマ対決がモチベーションになって気持ちを高めました。相手もアマの意地があったし、私もプロの意地があった。四ケ所選手は強かったです。でも気持ちでは負けたくなかった。中盤から(四ケ所選手が)疲れたのが分かった。後半に攻め込めたのが勝因
かな」
□ボクシングを始めたきっかけは?
藤本「高校を卒業して、専門学校が上野だったんです。学校以外で何かに打ち込みたくて、特に格闘技でなくても良かったんです。たまたま通学の沿線にボクシングジムがあって。それでボクシングを始めたら、こんなにはまっちゃって(笑)」
□今後戦いたい相手は?決まっていれば試合予定を
藤本「まだ女子は選手層が薄いし、同じ人との再戦になってしまうのはしょうがないのかも。だけど、(他団体で)同じ人との試合をしてるので、アマで実績のある人や外人選手と戦ってみたいです。試合での左目の怪我(眼下底骨折)がまだ完治してないから、次はまだ決まってないです。他の女子選手が2戦目を決めて焦ってますが、怪我を完全に治してから決めます。それと、第2回G-Legendがあればまた出場したいですね」
□これからの目標は?
藤本「やっぱり最終的には世界を獲りたいです。日本は女子が始まったばかりで日本のベルトはまだ無いので、海外の選手と戦ってボクサーとしての経験を積みたい。今、WBAバンタム級7位ですが、本来の階級のフライ級かスーパーフライ級で世界を目指したいです」
□藤本選手にとってボクシングとは?
藤本「今となってはボクシングは無くてはならないもの。生活の一部。ボクシングを中心に生活が決まって行きます」
□最後にりえファンにメッセージを
藤本「ファンっていますかね(笑)。これからも、ただ試合に勝つのでは無く、私の試合を観て、お客様がワクワクする試合をお観せします。応援お願いします!!」
新たにスタートした日本女子ボクシング界。藤本りえは風神ライカ(山木)と共に、女子ボクシング界を牽引していくスター候補の一人だろう。インタビューでは世界を目指すと語った藤本。藤本が世界のベルトを巻く時こそ、日本女子ボクシング界に本当のヒロインが誕生する。藤本りえのこれからの戦いに注目だ!!
藤本りえ公式サイト「坊☆の館」
PC http://www.fujimotorie.com
モバイルhttp://m.fujimotorie.com
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