　フライ級、スーパーフライ級、バンタム級を制したスター選手、ノニト･ドネア(比)が20日、レイチェル夫人や友人らとともにプライベートで来日した。3階級制覇王者の来日は8月に続いて今シーズン2度目のこと。ドネア夫妻は11日にマニラで挙式を済ませたところで、ドネア自身も16日に29歳の誕生日を迎えたばかり。
　ドネアらは東京でのオフを満喫後、22日にはボクシングモバイル取材陣と合流した。会食しながらドネアが崇拝する人物との対談のほか、日本人の現役世界王者ともボクシング談義に花を咲かせた。さらにボクシング用品の老舗「ウイニング」を訪問。スパーリング用の16オンス・グローブとフルフェイスのヘッドギアを購入した。｢23日にマニラに行き、そのあとでアメリカに戻る予定。そこでプロモーターと会って次の試合にサインすることになると思う。いまのところ2月、ウィルフレド･バスケス･ジュニア(プエルトリコ※元WBO世界スーパーバンタム級王者)との試合になると思う｣とドネアは話している。場所や詳しい日程は定かではないが、4階級制覇を懸けてWBO世界スーパーバンタム級王座決定戦に臨むことになりそうだ。

　ボクシングモバイルでは、そんな注目選手ドネアの独占インタビューを敢行。先のオマール･ナルバエス(亜)のこと、気になる西岡利晃(帝拳)との対決のこと、戦うとしたらいつなのか、核心に迫った。さらに3冠王者が崇拝する著名人や世界王者同士の対談を後日、順次掲載の予定。乞うご期待！