今年8月、約2年10ヶ月ぶりにカムバックを果たした金城が、自主興行のメインイベントを務める。前戦はなんと3階級を落としてのリングだったが、見事なパフォーマンスで健在ぶりをアピールした。対するチャーターフーは日本のリング3戦目。前回は無敗のホープ村田碧(松田)に惜しくも判定で敗れたが、鋭いリターンと粘り強い攻防で最後まで食い下がった。再起戦で勢いを取り戻した金城にとっても、決して侮れない相手だ。

アマチュア54戦38勝の実績を引っさげ、今年8月にプロデビューを果たした李。豊富な運動量と上下の打ち分けが光る好戦的なタイプで、攻めの姿勢を崩さない。対するドミニクは、約4年ぶりのカムバック戦。今回は3階級上げての挑戦となる。ブランクと階級差をどう克服するか、勝敗のカギを握るポイントだ。

力強い左右フックで前進し、圧力をかける右ファイターの入稲福。今回が地元での初リングとなる。一方、2024年度東日本Lフライ級新人王の早坂は、プレスをかけながらコンパクトなコンビネーションで崩すのを得意とする技巧派。頑丈な入稲福をどう攻略するか、スタイルのぶつかり合いに注目だ。