日本ライト級6位の齋藤は、ジャブを軸に丁寧な組み立てをする右アウトボクサー。今年4月には右カウンターで初回KO勝しており、パンチのタイミングとキレが増している印象だ。関根は、今年3月にメキシコで敗れて以来の再起戦。敗れたしたものの、完全アウェーの中、しつこい連打で地元のホープを苦しめており大きな経験になったはずだ。フィジカルの強さとスタミナで打ち合いに持ち込みたい。

日本Sウェルター級5位の鈴木は、今年3月に佐々木る玖(KWORLD3)とのランカー対決を制し上位に進出してきた新鋭。ジャブを軸に多彩なコンビネーションで攻め立てるテクニシャンだ。2度目のランカー挑戦の上村は、決定力の高いワンツー、右フックが魅力のサウスポー。中間距離でのし烈なペース争いが見ものだ。