見どころ:WBO-AP王者中川のV1戦。今年2月の王座決定戦では古谷昭男(六島)との激戦を制し戴冠。出入りを活かしたボクシングは磨きがかかり、円熟期を迎えている。今回も若手ホープを迎え撃つ。元日本ユース王者の白石は、昨年11月に3年ぶりにカムバック。復帰2戦目でビッグチャンスを掴んだ。多彩な左を軸としたテクニシャン。久しぶりのサウスポーとの対戦だ。

見どころ:日本フライ級王者・永田の初防衛戦。今年4月に行われた王座決定戦では、壮絶な打撃戦で山内涼太(角海老宝石)を攻略。わずか5戦目で日本王者に上り詰めた。無尽蔵のスタミナを活かした豊富な手数が武器だ。タイトル初挑戦の飯村は、ボディワークとカウンターが光るバランスの良い右ボクサーファイター。昨年10月にエスネス・ドミンゴ(比国)に初黒星を喫したが、再起戦でチャンスを掴んだ。勝てば5戦目でのタイトル獲得となる。

見どころ:前OPBF・WBO-APウェルター級王者の豊嶋が韓国ウェルター級2位のジェを迎えて再起戦に臨む。持ち前のディフェンス力の高さと、巧みな試合運びでこれまでKO負けのないジェを倒し復活を印象付けたい。

見どころ:両者は2019年6月(遠藤の3回TKO勝ち)、2021年6月(引き分け)に対戦し、これが3度目の対決。日本2位の鯉渕は馬力を活かした連打で乱打戦に持ち込むのを得意とする右ファイター。序盤からグイグイと攻め立てて強引に自分のペースに巻き込む。ランキング返り咲きを狙う遠藤は、約1年8ヶ月ぶりのリング。左ボディ、右フックが光る右ファイター。遠藤も打ち合いを得意とする。ガッチリとスタイルが噛み合う好ファイトに期待!