見どころ:OPBF東洋太平洋王者の桑原が世界ランカーを迎えて指名戦に臨む。昨年10月に戴冠すると、今年3月にメキシコ王者に初回わずか51秒KO勝ち。持ち前のスピードに加えて決定力がアップし強さに磨きがかかっている。トロハツは、今年1月に元世界王者の木村翔(花形)と引き分け。左を下げた構えで放り出すようなジャブから、右につなげるのを得意とする。桑原としては世界をアピールする内容を見せたいところだ。

見どころ:元日本王者の岡田は約11ヶ月ぶりのリング。昨年8月には高畑里望(ドリーム→引退)との激戦を制した。キャリア18年目のベテランの意地を見せたい。沖縄から参戦する照屋は、決定打の高い右ストレートを主武器とする右ボクサーファイター。3年ぶりにオーソドックスと対戦する。

見どころ:日本ミニマム級3位の森は、昨年11月に現日本王者の高田勇仁(ライオンズ)に敗れて以来の再起戦。出入りを活かしたテンポの良い攻撃が得意だ。2度目のタイトル挑戦に向けて弾みをつけたい。3連勝中の木村は、回転力を活かした連打とカウンターが光る。ランキング奪取に闘志を燃やす。

見どころ:富岡が昨年12月以来の再起戦に臨む。現OPBFランカーのエスネス・ドミンゴ(比)に逆転KO負けを喫したが、それまではリズム感のある攻撃でダウンを奪うなど終始優勢に進めていた。拳を交えるスーは、16戦9勝(2KO)5敗2分。前戦は、タイで勝利しWBAアジアSフライ級王座を獲得している。富岡の復活に期待!

※和田棄権 試合中止