見どころ:時吉は打ち下ろしの右ストレート、左ボディで初回KO勝ちを続けてきたが東の決勝戦は引き分け勝者扱い。ジャブからの丁寧な組み立てで右ストレートに繋げたい。大島は左でプレスをかけながらワンツー左ボディで組み立てる基本に忠実なタイプ。3度目の新人王挑戦でこれまでの思いをぶつける。

※松岡棄権 試合中止

見どころ:東の敢闘賞の松野は、ジャブで距離を測りながらタイミング抜群のカウンターを武器に優勝候補を撃破してきた。冷静な試合運びも買いだ。松岡もジャブから右ストレート、左フックを得意とする。静岡県のジム所属で沖縄や大阪のリングでしっかりと勝ち抜いてきた。両者とも長身オーソドックスでキレ味鋭いパンチが武器と共通点が多い。

見どころ:東のMVPを獲得したスコーピオンは、中間距離から伸びてくる左ストレートを得意とするサウスポー。コンパクトな右フックも魅力だ。東の決勝戦ではダウンを挽回し逆転勝ちした。西軍敢闘賞の野口は、長身から打ち下ろす左ストレート、右フックが強烈なサウスポー。この試合のキーパンチは"左ストレート"。よそ見厳禁の試合だ!

見どころ:川口は鋭い踏み込みから思い切りの良い右フック、右アッパーで攻め立てる身体能力が高い右ファイター。船橋は、左で距離を測りながらキレのある右ストレートで試合を作っていく右ボクサーファイター。試合運びの上手さが光る。打ち合いに持ち込みたい川口に対し、船橋が捌き切るのか。それとも打ち合いに応じるのか。

見どころ:岩本は、フィジカルが強く豊富な手数で攻め立てる好戦的なタイプ。東のトーナメントを危なげなく勝ち上がってきた。大谷は、重厚なプレスから左右ともに当て勘に優れたパンチが魅力。当日は、お互いに倒しにいくだろう。試合は終盤までもつれるかもしれない。

見どころ:廣瀬は、右でコントロールしながら上下の打ち分け、距離感に優れた技巧派サウスポー。キャリア10戦を重ねているのも強みだ。岡本は、今年3月にデビューし勝ち上がってきた。左を軸にコンビネーションが多彩で打ち合っても引かないフィジカルの強さもある。初のサウスポーとの対戦でどのような対策をぶつけてくるか。

見どころ:星野はガードをガッチリと固めた構えからショートパンチを武器に勝ち上がってきた。フィジカルが強く我慢比べの打ち合いにも滅法強い。激戦区のスーパーバンタム級を勝ち上がり自信をつけていることだろう。対する安村も、予選から強豪との激戦を勝ち抜いてきた。ジャブからワンツー、左ボディに繋げる基本に忠実なタイプ。ジャッジに攻勢をアピールする上手さを併せ持つ。

見どころ:熊谷は、キレ味抜群のカウンターが武器。右ストレート、左フックともに決定力が高い。松本は攻守のバランスに長けた右ボクサーファイター。前戦はフィジカルが強い相手にも押し負けず判定勝ちした。初回に大きな山場がきそうだ。

見どころ:東の技能賞を受賞した五十嵐は、上下の打ち分けと機動力を活かした攻撃が光るサウスポー。勝負どころでは手数もよく出てポイントを取り切る勝負強さを併せ持つ。西軍MVPの佐野は、2試合連続KO中。キレ味鋭い右ストレート、左ボディは試合を重ねることに凄みを増している。ハイレベルな攻防が繰り広げられそうだ。

見どころ:長谷川は、東の決勝戦を不戦勝。ダメージがなく試合に臨めるのはプラスになるだろう。スピードを活かした右ボクサーファイターで左フックは決定力が高い。西軍技能賞の二階堂は、左を軸に丁寧に組み立てるスタイリッシュなボクサー。前戦は豊富な手数で接戦を勝ち切り気持ちの強さを見せた。

見どころ:服部は、重厚なプレスから多彩な左と回転力を活かして連打を得意とする。多少の被弾をものともせずグイグイと攻め立てる好戦的なタイプだ。松江は、シャープなジャブから、左フック、連打につなげるテクニシャン。服部が押し切るか?それとも松江が左で止めるか?

見どころ:石井は、強靭な下半身から繰り出される左ボディで倒してきた右ファイター。前戦はKOを逃したものの、積極的な攻撃で勝ち切った。池田は、2勝5敗からのエントリーし4連勝。新人王戦で成長を遂げた。タフで回転力を活かした連打を武器とする。序盤から激しい打ち合いになるだろう。