元K-1ワールドグランプリ王者の武居が5戦目でOPBF王座に挑む。今年4月にタイトル挑戦経験のある河村真吾(堺春木)に2回TKO勝ち。得意の右フックで強烈なインパクトを与えた。王者アポリナルは、18戦16勝(10KO)2敗のオーソドックススタイル。今年4月に元WBOアジアパシフィック王者のジュンリエル・ラモナル(比国)との王座決定戦で戴冠した。スピードはないものの、後ろ重心で上体の柔らかさを活かしながらジャブから一発を振ってくるタイプだ。井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーとして来日していた。武居の強打が再び炸裂するか!?

元日本王者の岡田は、これが約1年9ヶ月ぶりのリング。勝ち星から遠ざかっているだけに強打を爆発させて復活したいところだ。高畑は、今年5月に中井龍(角海老宝石)に敗れて以来の再起戦だ。40歳の岡田と42歳の高畑ベテラン同士の意地にぶつかり合いに期待!

今年6月にデビューした今永が早くも2戦目を迎える。アマチュア仕込みの高い技術とキレ味鋭いパンチを披露し、今後の活躍を予感させた。これまでKO負けのないオルドニオを倒してA級昇格を決めたい。

昨年10月にB級(6回戦)デビューした豊嶋は、アマチュア仕込みの高い技術を見せて完勝した。豪快に倒してA級昇格を決めたい。

富岡は、今年5月に6回TKO勝ちで再起に成功。リズム感のある攻撃から繰り出す左カウンターは決定力が高い。ネパール人ボクサーのプラチャンダは、ロングレンジから打ち込む強打が魅力で、前戦はタフな打ち合いを制した。勝った方がA級昇格となる。