見どころ:元王者と3戦目のホープによる興味深い一戦。奥本は、今年8月に仁平宗忍(ワタナベ)に判定勝ちし再起に成功。サイドに回り込んでのコンビネーション、カウンターを得意とする技巧派サウスポーだ。アマチュア81戦68勝13敗の成績を残しプロに転向した飯村は、今年1月に戦慄のデビューを飾ると、6月には川崎智輝(SUN-RISE)に判定勝ちしA級に昇格した。アマ仕込みのテクニックとキレ味抜群のカウンターは将来のチャンピオンを予感させる。お互いに一瞬のミスが命取りになる。奥本もキャリアが勝るか?それとも飯村の若さが爆発するか!?

見どころ:これが節目の50戦目となる久高は、冷静な試合運びと抜群のタイミングから繰り出される右クロスが魅力だ。昨年12月の大橋哲朗(真正)との一戦を2-1の判定勝ち。王座奪還のためにも負けられない一戦だ。サウスポー川浦は、ディフェンス力の高さとカウンターが武器のテクニシャン。試合を重ねる毎に強さを見せている。どちらが得意のカウンターを決めるのか?目の離せない攻防となるだろう。

見どころ:柴田は、重厚なプレスからジャブから力強い右ストレートが光る好戦的なタイプ。今年8月のデビュー戦では積極的な攻撃で完勝した。2020年東日本スーパーライト級新人王の兒玉は、攻守にまとまりのある右ボクサーファイターで、ジム内でのトップ選手とのスパーリングで着実に力をつけている。今年8月にはアマキャリアのある福森翔太(F赤羽)に判定勝ちした。両者ともここを勝ってA級昇格を決めたい。