見どころ:日本フェザー級王者の丸田の初防衛戦。今年2月に佐川遼(三迫)に7回TKO勝ちで戴冠した。ロングレンジから繰り出される打ち下ろしの右ストレート、迎え撃つ右アッパー、さらに多彩な左が魅力だ。これまで何度も後楽園ホールのリングに上がっていて、アウェー感はないだろう。2度目のタイトル挑戦の日野は、今年4月に再起に成功した。サウスポースタイルから懐の深さを活かしたボクシングを得意としている。お互いに遠い距離で戦うのを好む。日野は積極的に仕掛けていきたい。

見どころ:2018年3月に対戦し阿部が判定勝ちしている。その後、渡部は引き分けを挟んで6連勝でトップコンテンダーに上り詰めた。はじめの一歩フェザー級トーナメントでも優勝し乗りに乗っている。阿部は、2度の日本王座戦を引き分けと判定負けで伸ばしていて3度目の挑戦を狙う。再起後は無敗の佐々木蓮(ワタナベ→引退)、竹嶋宏心(緑)に判定勝ちし存在感を示している。上位ランカー同士による高い技術戦が繰り広げられそうだ。両者ともジャッジに攻勢をアピールする有効打を集めたい。